【CDJ1718】フェスに彼女と行ったけどすごく快適で良かった

CDJ1718入り口行ってきた
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CDJってカウントダウンジャパンのことなんですが、行ったことありますか?

いわゆるフェス。
これはというのは不特定多数の人間がワイワイする場所なので、大概不快指数が高いものです。

夏場の野外フェスはまず暑い!
そこに加えて人口密度の高さと、動き回ることによる汗と疲労!

しんどい!
帰る頃にはグッタリ…

でも今回のカウントダウンジャパンはそんなことが無く、むしろ快適すぎて驚きました。

ロッキンオン、というか運営全体頑張ってる!
色々改善してんじゃん!!

ありがとう!

ということを多面的にお伝えしたく筆を執る、もといiPhoneを執った次第です。

演奏については特に書かないのでクイックレポートでも見てほしい。

クロークシステム

さて、夏フェスは暑いがカウントダウンは寒い。

特に幕張は海に近いため、風が強い。

体感温度は気温マイナス3度を想定しておくべきだ。

となると、気温3度ならば体感温度は0度。

ダウンやコートを着ていても寒い。

海浜幕張から幕張メッセまでの道までは基本的に徒歩が最も早いので、その道すがら気持ちまで冷めてしまうことの無いように着込んで行くことが大切。

荷物になるため、ライブ参戦時は軽装であることが基本だが、カウントダウンジャパンには「クローク」がある。

この荷物預かりシステムが大変進化していたのでこれを手放しで褒めておきたいのです。

海浜幕張から幕張メッセまでの動線は基本的に一本で、通常他のイベントではホール1〜8側のメインの入り口が開けられる。

しかし久しぶりに幕張のイベントに参加したから道を間違えたかな?と思ったのだけど、意図的に9〜11の方へと案内された。

これが素晴らしかった!

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看板の写真の通り、幕張メッセ1〜8ホールと9〜11ホールは公道を挟んだ構造です。

ライブ会場は1〜8ホールなので、しばらく前にサマーソニックなんかに行った時は入り口もこっちだった。

当然クロークなんかもこっち。

しかしこれだと

・演奏を見ている人
・今入場してきて荷物なんかを預け入れしたり着替えたりしたい人
・出場したい人

の3種類の人間でごった返すことになる。

クロークでは、
・着替え
・物販で買ったものをカバンに出し入れ
・トイレ

などの準備活動に時間と場所が必要です。

サマーソニックやら他のフェスに行ったときにはここの計画が弱く、非常にしんどかった。

荷物の預け入れに30分とかかかると、遅れて来た人が「もう見たいバンドの演奏はじまっちゃってるよ!」とヤキモキし出すので、往々にして喧嘩になる。

今回は9〜11ホールがクローク、物販になっていて、これだけの場所があるのでとても快適でスムーズに準備活動を終えたのです。
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またクロークは1000円で一日中荷物の出し入れでき、袋1枚には大人のカバン二つが余裕で入る。

物販でTシャツとタオルを買っても、その場でクロークに預けることができる。
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クロークは番号が割り振られていて、その受付の人の前に行けばすぐに出し入れできた。

つまり、クロークだけでも数十人を雇っている。

ありがとうシミズオ○トのバイトのみんな!笑

荷物を置いて、あずけて、Tシャツを買って、トイレに行って…

というためだけに、これだけのスペースと人間を確保してくれた運営にまずは拍手を送りたい。

準備がしっかり出来るから、最大限に楽しむことができる。

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(※カウントダウンは昔からこうだよ!というのであれば教えて欲しいです)

気温

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大体3〜5度くらいだったか、幕張では海風が吹き付けるので体感温度はさらに低い。

海浜幕張からメッセまでは5分から10分だが、この道が1番しんどい。

だが、メッセ内は暖房がしっかりと効いている!

演奏を楽しんでいる時にはTシャツ1枚で十分なくらい、温かい。

むしろ汗だくになる人も多いので、水分補給には気をつけたい。

着替えがないと休憩時間に汗が冷えるので、Tシャツをクロークに預けておいた。

あまり汗をかかないように後ろの方にいた時も多かったので、消耗せずに楽しめた。

中と外の気温差には十分注意しておかなくてはいけないが、次回もクロークを活用して乗り切れると感じた。

支払い方法

今回のカウントダウンジャパンから、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードで支払い出来るようになった。

これも導入してくれて本当に助かった。

運営に拍手。

駅でチャージしておけばよく、支払いの時に財布を出す必要がない。

お金を数えなくていいから清潔だし、数え間違いなどのトラブルもない。

大量の釣り銭準備金も不要になり、運送や保管にかかるコストも削れただろう。

何より支払いが一瞬で終わるので、回転率の向上に奏功していた。

飲食店だけでなく、クロークや物販、自販機でもICカードが利用できた。

きっと手数料の兼ね合いとか店員に機材の使い方を教えたりとかが大変だったんだろうけど、そこを乗り越えて導入してくれて本当に感謝。

飲食

支払いに現金が不要になったのは既に述べた。

飲食店の質の高さについても言及したい。

まず、店の数が異常。

よくこれだけ集めたな、というくらい多数の地域・国籍の飲食店が並ぶ。

そしてどの店も大体美味しい。

もちもちポテトやクリームブリュレやあさりラーメンを食べた。
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↑CDJ公式アプリで撮るとこんな感じで加工できる。

疲れた体に美味しい食べ物は沁みる。

どの店もハズレなしで(たぶん)、おいしさのレベルの確保に相当気を配っていることが感じられた。

クリームブリュレの店は福岡とかの店?で関東には常設店舗がないらしい(彼女談なので間違い御免)

結構あちこちから引っ張って来てるなーという感じがしたが、これはロッキンオンがフードフェス「まんパク」を運営したり、長年の積み重ねがあるからこのクオリティが担保されているに違いない。

以前は、飲み物を買いたいだけの人も長蛇の列に並ばなくてはならず、不快度が高かった。

数年前から屋台の飲み物は別レーン・別レジ制に移行したことで行列の解消にも寄与している。

この際に彼女と2人で並んでいると、片方が食事を買い、片方は飲み物を入手出来るのでQOLが高まる。

とりあえず飲み物を口にすることが大事。

屋台が多く、会場のあちこちに散らばっているので混雑の緩和に大きな意味を成している。

それから、幕張メッセにはデイリーヤマザキと自販機が数カ所に設置されている。

汗っかきのキッズは飲み物だけでも相当なお金をかけていたのが従来のフェスだが、自販機では通常価格でスポーツドリンクを入手できる。

もちろん支払いはSuica。

一歩進んだ未来というのは、意外とこういった細部で起きているもの。
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休憩

1日8時間を越える長丁場、戦略的に休む必要がある。

会場のキャパシティは十分な余裕がある。

端っこで地べたに座ることも出来るし、壁にもたれかかることも出来る。

ちょっと一息つきたければホールの外に行けばいい。

飲み物を飲んで落ち着いたり、フードエリアの椅子に座ってもいい。

特筆すべきはリラックスエリア。
リクライニングチェアが数百脚用意されていて、自由に座ることが出来る。

時間帯によっては埋まってしまうのだろうが、それでも全く座れない状態にはならないのではないか?という数が確保されている。
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もたれかかるとフットレストが持ち上がるので極楽。
脚を伸ばせるので、エコノミークラスよりは座り心地がいい。

寝てる人もちらほら。

遠出して来ている人も相当いるなかで、年末の疲れが出て体調を崩す人も多いはず。
私自身朝の時点では行くことをためらっていた。

でも室内で寒くないし、休むところもあるしで結果的に快適に過ごせた。

だいぶお金をかけているな、というかユーザー体験の向上が何より大切なんだ!という運営側の高い意識が感じられる。

素晴らしい。

演奏中

マキシマムザホルモンやアイドル的人気のユニットで最前に行こうとするなら、転換時から攻めて行く必要がある。

しかし、後ろの端っこで見る分にはいつきても問題ない。

大型のモニターが置いてあるから演奏者の表情も読み取れる。

意外とアストロホールが穴場だった。
独立した劇場のような仕組みになっていて、備え付けの椅子が大量にあるため座って視聴できる。

楽チン。

アンジュルムを少しだけ見ました。
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帰宅

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大トリを見るか否か、ここは難しいが体調が万全でなかったのでスパッと諦めた。

10-FEETは見たかったけど…

ハイエタスを見た時点で駅に向かったため、海浜幕張から着席して南流山に行けた。

京葉線と武蔵野線の関係で、南船橋で乗り換えが必要になるとめちゃくちゃめんどいのが海浜幕張。

また、大トリ後は間違いなく大混雑するので下手すると一本見送ることに。

幕張メッセはとても素晴らしい施設ですが、輸送の方がイケてないのが残念。

トリまで見ないで良いのであればサクッと帰りましょう。

見たいのであればラッシュによって1本以上遅い電車に乗ることも計画しておくこと。

これでだいぶ快適に過ごすことが出来るはずです。

via PressSync

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