同棲開始までのフロー 7,同棲開始

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こんにちは。
takeslideです。


ここまで6回に渡って実体験をもとに同棲生活開始までのフローを紹介してきました。
考えることややらなければいけないことが多くて大変だなと感じたかもしれません。
引越し作業自体に付随する処理が多いのでそこが一番の苦労でした。


「それに加えてパートナーと話し合いをするなんて面倒だし無理」と思ったでしょうか?
コミュニケーション自体にもコストはかかるもの。
仕事で疲れていてそこに引越し作業も加わるなんて腰も重たくなりますよね。

よくわかります。


二人で暮らすことは一人で暮らすよりコストがかかるのか。

この問題を検証してみましょう。

  • 金銭コスト
  • 時間コスト
  • 精神的コスト
  • の3ポイントにわけて考えます。

    金銭コスト

    同棲生活滑り出しまでのコストは高い。

    これは間違いなくお金がかかります。
    せっかくためた貯金がほとんど吹き飛びました笑

    特に住居にかかるお金と引っ越し自体にかかるお金、家具家電を揃えるお金を一から全部買いだすと二人で100万円なんてあっという間です。

    実際私達も100万弱かかっていると思います。
    住み始めてからもなにかと物入りですし。


    ただし滑り出してからの運営コストは単純計算して半分です。
    家賃

    食費

    光熱費

    家具家電にかかったお金

    インターネット回線

    などが半分で済むようになります。



    光熱費などは1人~2人の少人数世帯では従量課金(実際に使用した部分にかかる料金)より基本料が高いこともザラです。

    これが半分になるのは大きいです。



    食費に関してもスーパーで食材を買ってきて家で食べれば月に3万円もあればかなり贅沢できるはず。

    我が家は実家が近いこともあり、定期的に食材をもらえることもあるので家飲みにかかるお酒代を入れても3万円はかかりません。




    ということでまとめると「金銭コストは滑り出しまでにはお金がかかるが、運営自体にはそれほどかからない」です。

    時間コスト

    これに関しては主観の部分が多いのでケースバイケースです。

    二人で過ごす時間をコストと捉える人も少なからずいるでしょう。

    例えば自分で夢を見つけて勉強している人だとか残業続きの会社勤めの人とか。

    ある程度余裕がある人のほうが同棲生活がうまくいくことは間違いありません。


    ですが家事に関して見てみれば確実に負担は軽くなります。

    洗濯は二人まとめて行えば手間が減りますし、自炊するのだって一人分も二人分もつくるのにそう手間は変わりません。

    掃除だって片方が行えばそれで二人が利益を享受できます。

    分担と共有はあなたの生活に革命を起こします。



    買い物だってどちらかがスーパーに行くときに「アレ買っといて」で自分がいかなくてもいいことが多々あります。

    これが利益でなくてなんなのでしょうか。


    時間コストは「家事に関しては大幅に減る」のです。

    精神的コスト

    精神的コストはというと、たしかにコミュニケーションにはコストが必要です。

    むしろその認識があったほうがよいです。

    その一方で家に誰かがいることにメリットを感じる人も多いハズ。

    家に誰かがいることが嫌なら精神的コストは非常に高いので同棲のメリットはあまりないかもしれません。

    他のメリットを差し引いても。


    私はパートナーが家にいて、一緒にご飯をみてテレビをみて会話して一緒のベッドで寝れることが今何よりも幸せです。

    その生活のために仕事をしていますし生きる原動力になっています。



    二人で生活を共有することで精神的コストは大幅に下がるどころか生活の質(QOL)が今までの生活で一番高い状態。

    本当に同棲をしてよかったなとつくづく思います。



    精神的コストは「大幅に下がり生活の質そのものが向上した」のが私の体験です。

    同棲生活の質を高めるにはどんな視点と行動が必要か

    この答えはすでに私が書いています。
    「話し合う」ことです。



    実際にはコミュニケーションには話し合うこと以外にもLINEなどのやり取りやスキンシップ、誕生日プレゼントを贈ることも含まれています。



    コミュニケーションを繰り返し、互いに必要なものを提供すること。

    これが生活の質を向上するための最短ルートです。

    具体的に一番手っ取り早いのは家事を率先してやること。

    家事の分担をきっちり作るのは私はおすすめしません。



    なぜなら生活をしているとその分担を守れないことが必ず出てきて、それが自分たちを苦しめるから。

    「今日お風呂掃除の当番なのになんでやらないの?」

    「この間ご飯を作ったのになんでやってくれないの?」



    というように、家事の分担システムは互いが完璧にこなした場合以外ではうまく行きません。
    相手が行わなかったことに対して「なぜ責任を果たさないのか」と責める方向に向かってしまいがちです。

    だから自分ができるときにできることをする。

    これです。

    洗濯をする時間があるから洗濯をする。
    面倒ならそのまま乾燥までかければOK。

    料理をするのが面倒な日はスーパーで惣菜を買って二人でビールでも飲めばOK。

    トイレ掃除は余裕のある土日に自分がやる、という塩梅です。

    実際には分担に近いものができるのですが、きっちりと約束はしないほうが良いのです。

    料理が得意な彼女が私に料理を作ってくれるのですが、私は得意でないのであまり作ってあげることができていません。

    しかしそれでもうまくいくのはそれが分担ではないから。



    自分ができることを率先してやっていくこと。
    相手に任せないこと、相手がやってくれたことに感謝と喜びを欠かさないこと。



    これが「コスト」であると感じるなら同棲生活は辛いかもしれませんね。

    確かに私の友人にも
    「同棲はストレスがたまる」

    と言う人がいます。



    彼の場合は自分の1Kのマンションに彼女が転がり込んで来た形。

    彼自身はまだまだ遊び足りないようなので、それはストレスが溜まるだろうなと笑

    そういう人には同棲生活は束縛だらけでつまらないかもしれません。



    でも遊び足りない!という感情は果てのないもので、だからこそいつか疲れてしまう時がきっと来ます。その時に同棲を始めるのも良いのではないでしょうか?

    自分達で自分の生活を選び取ることが1番「生活の質」を向上させるのだと私は信じています。

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