こんにちは。
takeslideです。
食中毒になりました。
まだ腹痛から完全に回復していません。
実はおととしもお店で食べた鶏刺しにあたったのです。
幼少の頃からおなかを壊し続け、食中毒も複数回経験している私が後悔とともに傾向と対策をまとめました。
もう食中毒にはならないし、なったとしてももっと適切な対応をとるぞ!(負け戦感)
概要
友人とバーベキューをしている最中、猛烈に腹痛が。
その後、トイレから出れなくなり一晩を過ごす。
あまりの痛みに意識は朦朧とし、起きているのかどうかすら怪しいことも何度か。
発症から3日経過し、この記事を書いている今現在もまだお腹がゴロゴロしています。
出すものを出し切ったあとは水分がどんどん出ていきます。
脂汗で床はビショビショ。
そっと便器の中を覗いてみると真っ赤。
度重なる排泄とトイレットペーパー(ゴワゴワ)の応酬に私の*が切れてしまったのか。
それとも腸がすっかり荒れてしまっているのか。
その後ぐぐったら「虚血性大腸炎」とか「大腸がん」とか色々出てきてビビりましたが、
ナマモノを食べたことと以前もかかったことのある痛みだったので十中八九食中毒だろうと勝手に判断してしまいました。
良くないのですが。
そもそも下痢が出続けている状況では救急車に乗ることも辛い。
痛みと下痢を止めてくれなければどうにもならない状況でした。
病院行ければ行ってたさ・・・
その後トイレを出て横になろうものならすぐ痛みが襲ってきてまたトイレ。
横になれないので壁を背に座ってまどろんでいました。
痛みのピークのときは思い出したくもない地獄です。
原因
食中毒と言えばナマモノ。
今回はどうもスーパーで値引きされていた寿司じゃないかと推測しています。
こんなやつね。
ココカラクラブに食中毒の原因菌の記事がありましたので参照。
こちら
以前も鳥刺しを食べて食中毒になった私は知っているのです。
食中毒が発症するまでには潜伏期間があると!!
前回は保健所に届け出たのですが、前日から2週間前まで遡って食事記録を書かされました。
今回は保健所や病院に行っていません(理由は後述)。
上記サイトをみたところ
・腸炎ビブリオ
・サルモネラ菌
のどちらかに感染したのではないかと考えています。
腸炎ビブリオ
刺し身や寿司など、生の魚介類が原因となります。
塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱いのが特徴です。夏~秋口に多発し、食後4時間~96時間で、激しいげりや腹痛などの症状が出ます。
サルモネラ菌
十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因となります。菌は家畜、ペット、河川や下水にも分布しています。
乾燥に強く、熱に弱いのが特徴で、少量でも食中毒を引き起こします。食後6時間~48時間で、吐き気、腹痛、げり、発熱、頭痛などの症状が出ます。
寿司を食べたのが8/18の21時頃。
発症が8/19の18時頃。
それ以前の食事でなんらかの菌を取り込んでいることは十分に考えられるのですが、ナマモノはほとんど食べていないんですよね。
牛乳くらいは飲んでいたかもしれませんが、特に古いものでもなく。
その他の菌やウイルスは対象の食物や潜伏期間が微妙に合いません。
ですので上の2つかなーと思っています。
つらすぎて病院にも保健所にも行かなかったので検便もしていません。
前回、お店で食べた鳥刺しに当たったと思われるときは、友人一同発症したので這いつくばって病院と保健所に行ったのです。
今回よりは痛みも少なかったかな?
前回はカンピロバクター。
鶏の生肉にはもれなくこいつが付着しているといっても過言ではないと保健所の方に言われました。
鶏の腸内などには間違いなくこいつがいるのですが、さばく時にどうしても体内の血液やら体液やらが人が食す肉部分にもかかります。
きれいに洗浄されてもきちんと加熱処理しないとダメなのです。
酸素に弱いという特性があるので、時間の経過とともに空気に触れている部分から死んでいくので、むしろ新鮮な鶏肉は危険。
絶対に鶏肉を生で食べるのはやめましょう。
カンピロバクターに感染した時の症状は、
第一に高熱です。
インフルエンザかと思ったので解熱剤を自分で飲んだくらい。
腹痛と下痢は来るのですが、今回のような苦しみよりは軽かった記憶があります。
だって病院行けたもんね。
対応
あまりの痛みに眠れず、夜中に母親にメールを打ちました。
実家から1時間ほどの笠間市でバーベキューをして古宿に宿泊していたのですが、こういうときは家族を頼るしかありません。
友人の車で漏らしてしまっても嫌ですからね…
ちょっとした衝撃でも痛みが襲ってくるのが食中毒の恐ろしいところ。
朝一で母に迎えに来てもらい、経口補水液を飲みながら帰宅。
幸い、もうあらかた出し尽くしていたので酷い発作はありませんでした。
家に着く間際に多少あったのですが、ギリギリトイレに間に合いました。
その後は延々と経口補水液を飲んでトイレ、の繰り返し。
ピークの痛みの3分の1くらいだったのですが、それが続くと体力勝負。
幼児や高齢者だと命取りです本当に。
病院に行こうかと思いましたが、日曜日だったので近くの病院では診察ができないのと、体力がなかったので行けず。
椅子に座って待っているのもしんどい状態ですから、いっそ行くなら夜間とか救急で行かないと厳しいです。
平日なら多少空いている病院を探せるかもしれませんが。
なんにせよこういうときは自分一人では動けないことを実感。
遠方でなくてよかったー。
自分が倒れた時のことを考えると、彼女にも車の運転を覚えてもらわないといけないですね笑
反省
夏場のナマモノは特に注意が必要。
そんなことも忘れるのです、バカな人類は。
自分の胃腸が他人より弱いことも忘れ、暴飲暴食や冷たいもののがぶ飲み、ナマモノを摂取するのです。
まずかったのは閉店間際の値引きされたパック寿司を買ってしまったこと。
持ち帰るまでに歩いて10分くらいは屋外を歩くわけですから、危険性は倍増。
菌の有無が問題なのではなく、量が問題なのです。
増えきってしまっていたのですね、きっと。
もう夏場に割引された刺し身やら寿司を買うのは止めます。
その他ナマモノもできるだけ避けます。
食中毒への備え
まずはナマモノを食べない、これにつきます。
しかしそうは言っても卵や牛乳など、思わぬところに伏兵はいます。
なってしまったときのことも再度考えてみました。
トイレのないところには近寄らない
これ。
食中毒になったときの下痢は、いわゆる「お腹を壊した」ときの下痢とはレベルが全く違います。
菌やウイルスに腸内がめちゃめちゃにされているので、便意のコントロールは一切出来ません。
また、立っていることも出来ません。
今回は便座に座り続けることも出来ず、時折床に倒れ込んでいました。
厳しい。
お腹が弱い人はなるべく人混みには行かない。
トイレのないところには行かない。
これは生活の質を上げるうえでも重要です。
信頼の置ける人をつくる
私は今回母親に来てもらいました。
情けないと思いましたが、病気や怪我をしている際にはそんなこと構ってられないのです。
自分が多少距離のある場所にいても駆けつけてくれる人を作りましょう。
出来れば車で。
さらに言えばその人と普段から出かけていれば何かあったときに介抱してもらえますね。
痛み止めについて
普段、食べ過ぎなどでお腹を壊した際には胃腸薬や痛み止めのロキソニンを飲んでいます。
ただ、友人に聞いたところロキソニンは胃を荒らす強い薬だから腹痛の時にはやめるべきではないかとの指摘がありました。
確かに胃腸が痛いのに更に痛くしたら意味がない。
ですが薬の解説サイトには腹痛でもロキソニンを飲んで大丈夫とするものもあり、このあたりは謎。
昨今、医療系ウェブメディアは信用できないと露呈したばかりですから尚更のこと。
しかし、お守りがわりにカバンに入れとくと何かといいかも。
いざとなれば飲むしかない。
その友人は胃腸が痛いときにはブスコパンを飲むそうです。
聞いたことがなかったのですが、薬局で探してみます。
水分補給について
延々と下痢して水分を出し、脂汗で全身ビショビショになります。
あっという間に水分が体から失われていくのがはっきりとわかるのですね。
ぶっ倒れているときは手元にお茶とコーラしかなくてしんどかった。
友人達は酒で潰れてますからもうどうしようもない笑
カフェインが含まれているものは、水分補給には適さないというのを聞いたことがあります。
そもそも薬物ですし、利尿作用があるためです。
おかんが買って来てくれたOS-1が本当に美味しかった。
普段飲むとしょっぱくて全然美味しくないんですけど。
あとはアクエリアスの経口補水液も美味しかった。
ポカリや普通のスポーツドリンクでもいいんでしょうけどね。
とにかくスムーズに水分とミネラルを補給しないと症状が悪化します。
腸の中身を排出しないといけないのですが、しばらくは食べ物を摂取できないので水分をとにかく入れること。
経口補水ゼリー
少し痛みが落ち着いて来たところでゼリー類を摂取。
これも美味しい。
液体ばっかりだと飽きるので、ゼリーもよかった。
発症から丸一日経ってから普通のフルーツゼリーなども食べられるようになりました。
甘いの美味しい…
ありがたさをひしひしと感じます。
回復食はおかゆ。
ひたすらおかゆを入れてカロリーと塩分を補います。
急に食べたらダメです。
この状態ではまだ、食べたら胃腸が刺激されてすぐに痛むことがあるのです。
お腹がだいぶ減ってきているので色々と食べたいものが出てくる頃合いですが、おかゆを少しずつ食べてやがて来るトイレタイムに備えます。
災害時のための常備食を兼ねておかゆをストックしておくことにしました。
こういうのは時々食べないといけないので、西友のプライベートブランドのものでもなんでも良いと思います。
白粥だと流石に味気ないというなら塩でもかけるか、紅鮭かゆでも買っておくのがいい。
でもほんとに最初は全然食べられないし、食べないほうが良いです。
すぐまた腹痛が来るかもしれないので、少しずつにしましょうね!!!
もちろん経口補水液も常備します。
暑い時期に災害や病気になったら何はともあれおかゆと経口補水液。
これで何とかなるでしょう、ひとまずは。
ライフハックとか
ライフハックとか小賢しいこと言ってないで自分のために動いてくれる人を作りましょう。
少なくとも同棲しておけば家の中ではきっと助け合えるはず。
普段どれだけバリバリ働いていようが遊んでいようが絶え間なく襲い来る下痢の前に人は為す術がないのです。
さあ、同棲しよう。
追記
発症から約1週間。
すっかり痛みは無くなりました。
食生活も元通りになり、平穏を取り戻しつつあります。
しかし、便秘気味になっているのです。。
普段は便秘とは無縁の私。
一日のお通じは3回以上です。なんの告白なのかわかりませんが笑
最初は絶食効果でお腹がぺったんこ!
痩せた!!!!!!
横から見たらくっつきそうじゃん!!!!!
とテンションがあがったのですが、食べ始めるようになってからの排便が弱く、
異常に硬いのです。なんだこれは。
水分も意識的に取っているので水不足ということはなさそう。
となるとまだ何らかの影響が胃腸に残っていると考えるのが妥当。
いわゆる善玉菌などの好影響を持つ細菌類が死滅したので、正常な水分量を調整できなくなっているのかな?と推測しています。
ヨーグルトを食べて様子をみます。
このように、食中毒になると1週間は引きずりますのでナマモノには十分注意をしましょうね。
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