以前パートナー作りを攻略するための記事を書きました。
私自身は恋愛経験が豊富なわけではありませんが、いまお付き合いしている彼女とは同棲2年目で相変わらず仲良くやっています。
また以前付き合っていた女性は数は少ないものの4年ほどの期間がありました。
良好な関係を維持するのは割と上手いのかもしれません。
ただし、それも相手が出来てからの話。
パートナーができる可能性を上げるためには
1 恋愛対象となり得る人とより多く出会うこと(分母)
2 自分が好意を持つ人数と相手から好意を持たれる人数を増やすこと(分子)
の2つです。
恋愛対象と10人出会い、
そのうちの3人に好意を持ち、
さらに3人のうち1人から好かれれば交際に発展しますね。
世界でたった1人、お互いに好意を向けあえれば良い。
ただそうは言ってもなかなか難しいので、せめて好きになる人数と好きになってもらえる人数を増やそうというのが自論です。
今回は出会った人に好意を持たれるコツのうち、「イジり」について自分なりの意見を書きます。
私の視点なので相手は女性を想定しています。
イジりとは
イジりとは、相手をイジることとは何か。
バラエティ番組でボケタイプの芸人の笑いどころをツッコミタイプの芸人が指摘すると、笑いが起きることがあります。
テレビの中の出来事をそのまま現実世界に持ってくることはやめた方が良いのですが、ともかくあんなイメージです。
相手の魅力を引き出すための言動、特にそれが笑いに繋がりやすいもの。
時として、イジりは失敗や弱点をチャームポイントに変換し、人を笑顔にします。
スピードワゴン小沢さんとチュートリアル徳井さんの例
アメトーークが好きで彼女とよく見ているのですが、世界の小沢ことスピードワゴン小沢さんの活躍が目覚ましいですよね!
あれは私生活を共にする徳井さんが小沢さんのガラガラ声のモノマネをしたり、過去の発言をフィーチャーすることで笑いが起きる構造があるからです。
小沢さんは、芸人として積極的に前に出て笑いを取っていくタイプではないように見えます。
そもそもあのガラガラ声では放送に載りにくいし、聴き取りにくいですよね。
体を張った笑いも、自分からできるタイプではありません。
しかし、毎回小沢さんを中心に爆笑の渦が起きる。
なぜかと言えば、小沢さんを上手に「イジる」人がいるからです。
似顔絵を想像して下さい。
ゴジラ松井の似顔絵は必ず頬骨が強調して描かれますし、明石家さんまの似顔絵は必ず前歯が強調されます。
徳井さんが小沢さんのモノマネをする際は、必ずガラガラ声とキザなセリフがワンセットです。
芸人として、弱点なはずの聴き取りにくいガラガラ声。
それをチャームポイントに変えているのは徳井さんの愛ある「イジり」なのです。
イジられると「嬉しい」女性は多い
これは恋愛にも置き換えられるのではないか、というのが私の持論です。
愛とリスペクトを込めたイジりは相手の魅力を引き出すので、嬉しく感じる人が少なからず存在します。
特に先輩っ子タイプの人間は、先輩からイジられるのが好きです。
逆に年下や格下からイジられるのは嫌いなことが多々あるので、立場とキャラクターが重要なのですが。
なぜ嬉しいのか
私が先輩や友人にイジられて嬉しかったのは、いわゆる「おいしい」思いをした時。
笑いを取ったり、実は自慢したいポイントを指摘してくれたり。
イジられたあとに、リターンのツッコミが上手く決まった時などです。
心の中でありがとう!と呟くことがあります笑
そこで、女性としてはイジられるのはどう感じるのか?と後輩の女の子に聴いたことがあります。
答えは
「構ってもらえて嬉しい」
でした。
私は同級生や先輩でも男女問わずイジります。
もちろん信頼関係が構築されている人のみ、ですが。
イジることで
・私 「面白い」と賞賛される
・相手 「面白い」「魅力的」「親しみやすい」と周囲から思われる
のです。
相手からは「いつも構ってくれてありがとうございます」と感謝されることもあるのですが、こちらとしてはむしろイジらせてくれてありがとう!です。
みんなが健康的に笑ってくれたら嬉しいし、自分の評判が良くなりますからね笑
信頼関係を築きつつ、イジりをコミュニケーションに取り入れることで「この人は私を構ってくれる人=優しい」という印象を持たれるのです。
win-winですね!
好かれるイジりの条件
しかし、イジりと称して「いじめ」をしている人がいます。
悲しいことです。
イジりにおいて最も大切なのは
・最終的に相手が得をすること
・相手の魅力を引き出すこと
・信頼が構築された相手に行うこと
なのです。
どれか一つでも欠けてはいけません。
まずは相手を褒めつつイジることが大切。
どういうことか?
男同士の場合から考えて見ましょう。
例
体を鍛えている友人に対して
「お前またマッチョになったな!キレてるな!」
※キレてる=筋肉のキレがある、起伏がはっきりとしている
マッチョは筋肉を褒めれば喜ぶので簡単です。
褒めることもイジるうちに入ります。
相手の魅力を引き出すことが目的ですから。
じゃあ女性へはどうするか。
イジる、を意識しすぎず相手の持ち物を褒めて反応を見てみるのはどうでしょうか。
例
「その靴/カバンかわいいね/似合ってるね」
顔が可愛いとか身体的なことに言及するのは信頼関係が出来ている人間のみに許された行為です。
褒めているつもりでも友人としか見えてない男性に可愛いとか言われると嫌な人もいるかもしれません。
まずは持ち物を褒めるところから。
相手の魅力を引き出すために、相手の持ち物を褒める。
この関係の延長線上にある、完成された関係として徳井さんと小沢さんがいるのです。
無理にはイジらない
イジることの前に信頼関係を築くこと。
それが出来る人はいとも簡単に「今日なんか可愛いね」とか言ってしまうのです。
マツコデラックスなんかは天才的にイジりが上手いですね。
素人出演者の特徴的な喋り方とか顔のパーツとか絶対にいじりますが、「すいませーん」「ごめんねぇー」とか言いながらちゃんと距離を測ってます。
この人はイジっていい人なのかどうか、このイジり方でいいのかどうか。
だからマツコの知らない世界は成り立っています。
明石家さんまやバナナマン設楽のイジりも勉強になります。
ですが、絶対に相手を傷つけるのはダメです。
相手のコンプレックスに触れたりしたらその後口を聞いてくれなくなっちゃいますからね。
まとめ
相手の魅力を引き出すために、まずは褒めるところから始める。
信頼関係を構築する。
イジりの上手い人はけなしていると見せかけて、ちゃんと距離を図りながらやっている。
けなしたり傷つけたりせずに、相手が最終的に得をするようなイジり方を心がける。
大事なのは自分から相手の良いところを見つけて指摘することじゃないでしょうか。
これが私の同棲生活にも活きています。
via PressSync
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