前回の続きです。




居酒屋チェーンを退職、苦悩の時期
病院にいったことをきっかけに、飲食店で頑張る気持ちはすっかりなくなっていました。
彼女に病院まで連れて行ってもらい、診察と点滴を受けました。
結果は
「まあ疲労やらで水分不足になったのでしょう」
と軽いもの。笑
熱中症ですらなかったのですが、それは自分でもきっと気がついていました。
本当に参っていたのはメンタルの方。
でも点滴って凄いんですね!
なくなっていた食欲が戻り、その後すぐに焼肉丼を食べたのを思い出しました。笑
ちなみにこの時、保険証を見せて診察したので普通に自分で支払ったのですが、
業務中の不調ということで労災の申請を会社に行いました。
電話口の担当がめちゃくちゃ感じが悪くてムカついたのを覚えています。
病院に電話し、その病院が労災対応病院?だったので必要な書類を教えてもらい、
それを会社に電話して郵送依頼。
必要事項を記入して病院に持っていき、その場で返金してもらいました。
あとは会社と病院間でお金のやり取りをしてくれたのでしょう。
退職、そして
せっかく正社員になりましたがすぐに辞めることを決意しました。
上記の事件の前からずっと不眠が続いていたのです。
昼前に出社して終電で帰宅。
最寄りの電車では間に合わないため、自転車で20分かかる別の路線の駅まで通っていました。
こんなの体力が持つはずありませんでしたが、当時の自分には精一杯選んだ道だったのです。
とにかくひどいのは
・みなし残業
・ランチとディナーの間の休憩時間ありという拘束時間の長さ
肉体労働で100時間以上平気で残業するなんて信じられませんし、他の方には絶対やってほしくない職業です。
儲かってないならもうその業態や経営方針は辞めたほうがいいのです。
それでその価格を維持できないなら、私は素直にビールに500円でも600円でも支払います。
その価値があるならば。
消費者側にも問題がないわけではないな、と実際に働いてみて感じました。
退職後は1週間くらい睡眠導入剤を飲んで夜寝れるようになるまで家にこもっていた気がします。
毎晩彼女と相談しながら
「どうしよー」
「どうしたらいいんだろう、せっかく決まったのにまただめになっちゃった」
「早く結婚したいのにごめんな」
そんなことばかり言っていたので私だけでなく彼女にも相当ストレスを掛けたと思います。
しかしあの環境で働き続けるのは絶対に無理だったので、今となってはいい経験だったなと思っています。
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